今日はお休み。翌日は動けないだろうと怪我する前から有給とってました。でも膝が痛い以外たいした支障はなく、なんだか後ろめたい気分。
昨日は35.53K地点までいきました(走ったとは書けない)。
最初から10Kで止めるつもりだったんです。ところが、10K手前でお手洗いに行ったら45分待ち。もともと超ゆっくりペースで走ってたうえに長時間の休憩で、膝の違和感がなくなりました。じゃぁ15Kまで行くかと再び走り始め、休んでる間に追いつかれたシティマラソンのランナーに気をとられてるうちに15Kの避難ポイントを見落とし、救護員を探して走り続けることに。でも18K辺りまでくると動けなくなったシティマラソンハーフのランナーがかなりいて、救護スタッフは大忙し、普通に走ったり歩いたりしてる人には声をかけてくれません。しかたないので22.5Kの給食ポイントを目指すことにしました。
お腹すいてたんです。ザバスのゼリーやぶどう糖などエネルギー源は携帯してましたが、おにぎりが食べたかった。でもこの給食ポイントはバナナとキノコの山だけ、がっかりです。で、もうやめようと思ったら観戦者から声かけられました。
「脚、痛いの? コールドスプレーあるよ」
見ず知らずの人が膝にスプレーかけてくれ、「もう半分以上来たんだからがんばって」と。
これですっかり棄権のタイミングを逃してしまい、少し走っては歩くの繰り返しで30Kまで。この時点で制限時間がまだ2時間半残ってました。なんだ、あとは歩いてもゴールできるんだと先へ進むことに。でもね、歩くって本当につまらない。景色が流れないし、身体が冷える。そしてランナーなのに走ってないことが後ろめたい。棄権のきっかけも観戦者の声援でした。
「大丈夫、あと7K、歩いてもドームにたどり着けるよ」
走る7Kは楽しいけど、徒歩の7Kは苦行以外のなにものでもありません。そしてわたしの膝はもうとっくに走れない状態でした。
救護バスに乗ってドームに着くと、そのまま荷物預け場所へ行くよう案内されました。完走者はゴールのあと参加賞を受け取り、フードコートへと進みます。途中棄権者はおにぎりひとつもらえない仕組みになってました。今回、わたしは最初から途中までのつもりだったからティファニーもTシャツも惜しくはありません。ただ、お腹すいてたんです。空腹は人間を卑屈にさせますね。完走者の全員が勝者、途中棄権したら敗者なんだと思いました。完走した人は参加賞だけじゃなく何物にも代えがたい達成感を得ているはず。
まずはしっかり身体を治して、次は完走できるよう鍛え直します。