ウィメンズマラソンのコースでいいなと思うのは、先行する選手とすれ違うポイントがいくつかあること。そして1時間遅れでスタートする名古屋シティハーフマラソンの選手とも環状線ですれ違います。このレースに今年は川内優輝選手がエントリーしていました。川内選手との遭遇を楽しみにしていたランナーはわたしだけじゃないでしょう。
わたしはペースから逆算して予想してたのとほぼ同じ場所、博物館の前辺りですれ違いました。もちろん大きな声で応援しましたよ。そして、20.5kくらいで追い抜かれました。あたりまえですが川内選手は倍近く速いんです。自転車の横を車が通り過ぎるようなものですね。この時点では彼がトップですぐ後ろを外国人の選手が追っていました。背中に「逃げて~っ!」と叫びましたが、声が届いたかどうか。
そのまま走りハーフのゴールを過ぎたら、今度は川内選手が市民ランナーに声援をおくってくれてました。ゴール直後で疲労困憊でしょうに、汗だくで息を弾ませながら「みなさん、がんばってください!」と。
わたしもハイタッチしてもらい勇気100倍です!
トップレベルの選手がゴール後に他のランナーを応援することが一般的なのかどうか経験値が低くてわかりませんが、川内選手の対応には感動しました。彼は一般参加だったので、女子の招待選手のような特別扱いは一切ありません。カプセルホテルに泊まり、地下鉄で会場入りしたそうです。それでこの対応。人気があるのも当然ですね。